今日という日は、生涯忘れられない日となるだろう、と言い切れるほどの出会いがあった。それは極ありふれた生徒と教師という関係でだ。
支援訓練校には元々就職するための実力を付けるために通っている。が、そのちゃんとしたいみをしっかり理解していなかったことを痛感させられた。
Webサイトを作れるようになったら就職出来るなんてことはない
そうなのだ。クライアントはWebサイトを作って欲しくて依頼してくるのだが、それはWebサイトが欲しいからではなく「事業の売り上げをあげたい」からそのツールの一つとしてWebサイトを欲しているわけだ。
つまりこのWebクリエイターの仕事とは「売り上げを上げる」という目標のためのツールの一つなのだ。ここをしっかりと理解しているのとしていないのとでは、雲泥の差が出る。
そしてそのためのデザインであり、HTMLであり、ライティングという作業なのだ。
文章にして仕舞えば、なんだそんなの当たり前だろ、と一蹴されてしまうかもしれないが、改めて自分のやろうとしている仕事がどういう役割なのかが再確認できたことによって、今後の授業の取り組みから、普段の生活で視界に入る有りとあらゆるデザインに注目することが必要とされ、世にあふれるWebサイトを閲覧し勉強することも、ライティングによるデザイン構成などを学ぶ事が死ぬまで必要になった。
これはいい。目標が明確になった。素直にありがたいと思う。
「文字」という、自由と強さ。
文字というのは書き手によってさまざまな表情を醸し出す。つまりスキルによって人を惹きつけることが出来る。これってとてもシンプルだけどとても強い。
読みたいと思わせるデザイン、内容のデザイン、感性のデザイン。
「売れた」と「売った」の違い。受動的か能動的か。
「どうしたら笑えるか」と考えるか、「なぜ笑ったのか」を考えるのか。
卵が先か、鶏が先か。
デバイスは違えど、文字が意味を伝えることには変わりない。
発信し、発言しよう。より多く、より細かく。
やりまくって数をこなして、質を上げる。その繰り返し。とても簡単。
問いを問う。学ぶを学ぶ。
なぜ?と思うこと、少なくなってると思う。それって探究心が好奇心が少なくなってるのだろう。
もっと貪欲になれ。問いを問え。常識を疑え。ルールを見つけろ。興味持ったことに手を出す。それは全て「デザイン」という目標のために。
手代木講師に感謝。さぁ動くぞ。