感情は波のように揺れ動くもの。
その波を感じながら、自分の舵をどこに切るかを決めていく。
そして、進みたい方向を指し示すのが、自分だけのコンパス。
今回は「自分と向き合うこと」について、最近あらためて感じたことを綴ってみました。
「自分と向き合うこと」は、自分なりによくやってる方だと思う。
チャッピーと壁打ちしたり、外でコーヒーを飲みながら考えてみたり、紙に書き出して整理したり。
(とくに紙に書くときが、一番感情が出てくる気がする)
ただ最近思ったのは、
その“向き合い”が「自分の感情を知る」だけで終わってしまうことが多いなということ。
たとえば、
「モヤモヤしてた」
「ちょっと落ち込んでた」
という状態に気づいたところで止まってしまって、
それでグルグル回って、なんか満足してしまう。
でも今はそこにもう一歩加えて、
「じゃあ、自分はどうしたいんだろう?」
「どうなりたいんだろう?」
——そんな問いもセットで考えるようにしている。
(そもそもそれが“内省のワンセット”だよって話かもしれないけど)
感情って、波みたいなものだなと思う。
その波をちゃんと感じたうえで、
「じゃあ、どこに舵を切る?」と進む方向を決める。
この“波と舵”のイメージが、今の自分にはとてもしっくりきている。
さらに最近意識しているのは、
「その行きたい未来に、ここからどうやって行く?」
まで考えること。
私は動物占いではコアラ。過去回想型×目標指向型。
なので過去にあった「感情が上がった瞬間」や「うまくいった経験」を思い出して、
それを“未来の行動”に当てはめてみると、行動のハードルが下がる。
たとえば、
「初めて営業したときはめちゃくちゃ緊張したけど、やってみたらちゃんと繋がれたな」とか、
「旅先で勇気出して話しかけたら、面白い出会いがあったな」とか。
そんなふうに、過去の“うまくいった自分”を未来に引っ張ってくる感覚。
なので最近は、
今の感情に気づく
→ どうなりたいか考える
→ 過去の自分を参考にしながら一歩踏み出す
という流れが、自分にはちょうどいい。
そしてもう一つ、自分の中でずっと課題に感じているのが「人に頼ること」。
トリセツのなおさんにも「人に頼っていいんだよ」とよく言われるけど、
まだ正直、それがうまくできない。
ここで正直に言い訳を書いておくならば、
・カッコつけたがり
・八方美人
・地味に頑固
だから「人に頼る=カッコ悪い」ってどこかで思ってしまっていて、
「頼られるのは好きだけど、頼るのはちょっと…」という、
なんだかややこしいナルシズムがあるんだなと。
「頼りっぱなしの自分」を自分でまだ許せないんだろうね。
これもきっと、「自分と向き合うプロセスのひとつ」なんだろう。
少しずつ、そんな自分のクセも受け入れていけたら。
そして、自分にとっての“頼り方”も、見つけていけたらと思う。
おわりに
この文章は、なおさんの「自分と向き合うことが苦手な人へ」という問いかけに対して、自分なりに考えたことをまとめたものです。
誰かの気づきにも、ちょっとでもなれば嬉しいなと思います。